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竣工外部
大修理:大正8年(1919)
屋根葺替:昭和40年(1965)
昭和59年12月〜昭和60年8月
〈屋根葺替及び部分修理〉
工事の内容は屋根桟瓦の葺替えと雨樋取替え、内部壁の漆喰塗り補修とした。
屋根上の天窓は調査の結果、後世取り付けており、雨仕舞も悪いので建物の保存上これを撤去した。屋根は野地廻りの破損・腐朽した箇所の補修と天窓の撤去に伴う屋根面を復旧及び屋根面の不陸直しを行い、葺替えた土居葺面に防腐剤を塗布、棟及び谷部はさらにアスファルトルーフィングを敷込んだ。桟瓦葺は空葺とし、雀口及び面戸部ねずみ漆喰を塗った。内部の壁は膳板から幅木上端までと積石と下地が剥離した部分の漆喰塗りを塗替えた。軒先の雨樋を取替え、軒先廻り木部と庇廻りのペイント塗替えを行った。
石造、建築面積977.5?、一階建、桟瓦葺
(財)文化財建造物保存技術協会編
『重要文化財旧集成館機械工場修理工事報告書』
(株)島津興業、S60.8.