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備中国分寺五重塔
びっちゅうこくぶんじ ごじゅうのとう

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修理履歴

屋根葺替及び部分修理:
大正4〜5年(1915〜1916)、昭和36年(1961)

今回の事業

修理期間

平成2年8月〜平成6年3月

修理の内容

〈解体修理〉
 半解体工事として工事を進めていたが、工事中に台風災害で破損したため全解体工事となった。基礎は、礎石をそのままとし、縁束石は壺掘りモルタル据え、亀腹は下地補修のうえ漆喰仕上げ。叩きはモルタル仕上とした。木部は、破損・腐朽した部材のうち再用可能なものは補修し、取替材は新材で補足して当初に倣って加工して組立てた。相輪高を本来の長さに戻したのに伴い、後世櫓組となっていた左義長柱を整えた。屋根本瓦葺は葺き土を筋葺きとして施工した。相輪は現状高さより約2.1m低い7.5mの高さに復した。建具は、当初材を補修して再用、金具工事のうち相輪部はさつ管を新補し、他は補修、その他建具廻りの欠失する部分は新調した。

指定年月日
昭和55年12月18日
所在地
総社市上林
所有者(管理団体)
備中国分寺
建設年代
天保6年(1835)上棟・入仏

構造形式

三間五重塔婆、本瓦葺、東面

出典

(財)文化財建造物保存技術協会編
『重要文化財備中国分寺五重塔保存修理工事報告書』
重要文化財備中国分寺五重塔修理委員会、H6.3